単管足場とは

単管足場とは、直径48.6mmの単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる足場のことです。
パイプ同士はクランプ(金具)をかみ合わせ、ボルトを締めて接合します。小規模な工事の作業現場や狭いビル間での足場に多用されます。

設置が容易

直径48.6mmの鉄パイプをクランプ(金具)でつなぎ合わせた足場で、場所を選ばず簡単に設置ができます。

パイプの長さの種類が豊富

各種サイズが豊富に取り揃えられていて、複雑な地形や規格外の箇所、足場の補助・補強にも活用する万能足場材です。

足場組立の基本

日本の建設現場において、古くから用いられてきた仮設資材は「丸太」でした。昭和20年代後半に丸太に替えて「鋼製のパイプ」が誕生し、同時に緊結部であるクランプが開発されました。現在でも技能検定試験の実技試験では、単管パイプとクランプを使って課題を組み立てます。